導入期のレッスン・ギロックを使って

ピアノ指導者向けセミナーへ行きました。1917年(今からちょうど100年前!)アメリカで生まれたギロックの曲がシンプルでいながらメロディーが美しく題名のイメージがわきやすいのは彼がピアノ教師だったからなのです。私は「雪の日のそりのベル」「雨の日のふんすい」「飛翔」が大好きです。講師は今野万実先生。導入期・初級の時からギロックの曲を使ってテクニックやイメージを育てるというお話でした。
1 「ハロウィンの魔法使い」→音を横に聴きつなぐレガート→はかりを使って指の重さの移動を視覚的に知る
2 「おばけのあしあと」→縦に上がってくる響きを聴くスタッカート
3 フォルテ(強く)だと指がかたくなってしまう→響きの空間を広げていくように・クレシェンドは響きを上にデクレシェンドは響きを内向きになど、指導者が子どもたちにわかりやすく伝える方法を工夫し、当たり前のことを丁寧に、本気で子どもたちと向き合う!という今野先生の熱いお話に心から共感しました。
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