東京音大は今年で創立111周年を迎えます。
A館100周年記念ホール「ピアノ教員によるコンサート」に行きました。
圧巻は浜野与志男氏による、ロシアの作曲家ラフマニノフ。絵画的練習曲op.39《音の絵》3曲ともオール短調で、激しいパッセージがうねる、どよめく、ほとばしる、まきおこる!!フィギュアスケートで有名なピアノ協奏曲のようなロマンティシズムではなく、近現代音楽へ橋渡しされていくような曲です。
浜野氏はロシア人と日本人のハーフでした。パンフレットにも書かれていた「強烈なエネルギーの蓄積」が見事に表現されていたすばらしい演奏でした。